隠れ脳梗塞とボケ
隠れ脳梗塞とボケには一体どんな関係があるのでしょうか?
隠れ脳梗塞になったときに、2パターンがあるようです。
まず一つ目のパターンですが、血栓が詰まって隠れ脳梗塞になっても、詰まった箇所にすき間があってなんとか血流が流れてくれるパターン。2つ目は、隠れ脳梗塞になってしまったときに、残念ながら血栓が完璧に脳の血管を塞いでしまっているパターンです。
前者は恵まれたパターンですが、後者のパターンは時間が経てば経つほどボケの原因になってしまいます。理由は、血液が送られない先の脳細胞が壊死してしまうからです。
脳細胞が壊死してしまうと、ろれつが回らなかったり急なめまい、感情的になりやすい、さっき言ったことを繰り返す、といった本格的な脳梗塞の症状が出て来てしまいます。
そうなると高齢者なんかは、今までボケ防止のために続けてきた認知機能向上トレーニングの効果が出なくなってしまいます。